映画レビュー「The True Cost(トゥルーコスト)」ファストファッションの裏側
こんばんは。Kです!
今日は映画のレビューをしたいと思います。
NETFLIXで先日観た「The True Cost」というドキュメンタリー映画です。
題名の「真のコスト」とあるように、我々が慣れ親しんでいるファストファッションがどのように作られ、なぜあんなに安い価格で手に入るのかが描かれています。
事の発端はダッカ近郊の商業ビル(ラナプラザ)の崩壊です。
洋服業界においても、生産者へきちんと利益が還元されるフェアトレードが注目される様になり、エシカルファッションの注目度が年々高まってきています。
映画ですが、いかに生産に携わる労働者の方々が搾取されているか、地球へ多大なる負荷をかけているかが痛いほどわかる内容になっています。
正直、この映画を見るまで生産地の事を気にする事なんて殆どありませんでした。
日本製、アメリカ製などはもてはやされ、付加価値が付きますが、中国製、ベトナム製、バングラディシュ製などはどうでしょう?日本製などに比べ安価で、品質もそれなりなイメージくらいでしょうか。
実際は厳しい価格競争の影響で、低賃金ながら過酷な労働環境で働いている人たちが頑張って生産しています。
自分の知らないこんな世界があるんだとショックを受けると共に、物を大切にする意味を再認識する機会にもなりました。
ファストファッションはお手頃でついつい買っては捨てを簡単にしてしまいますが、それは大きな間違いであり、今後は買った物は責任をもって大事にしていこうと思います。まず初めに自分にできる事は、そういった意識を持つことだと思いました。
エシカルファッションにも興味が沸きましたので、何か購入する機会があればレビューしたいと思います。
「The True Cost」皆さんも機会があれば是非ご覧になってみて下さい。
それでは、また。